結婚相談所に登録すると、写真やプロフィールを作成して、結婚相手の希望条件などもカウンセラーに伝えます。

専用のアプリなどから条件に合う人が見つかったら、カウンセラーから相手に連絡をとり、ここで相手が承諾すれば、お見合することが決定するわけです。その逆パターンも同じです。

基本的にはこの流れを繰り返し、フィーリングが合えば交際に発展していくのです。

まず、お見合の時間的には、約1時間程度というのが一般的だと言われています。

場所に関しては、「ホテルラウンジ」や「落ち着いたカフェ」などで行われることが多くなっています。

結婚相談所によって、お見合の席にカウンセラーが最初の5分10分ほど同席する場合もありましたが、最近では最初から2人きりでお会いすることがほとんどです。

挨拶をしてお茶をしながら1時間程度の会話をしていきます。

お見合中は連絡先の交換がNGとなっているので、1時間程度でお見合いを終了させ、当日中にカウンセラーに交際の意思を伝えます。

相手側も交際したいという意思があれば、結婚相談所を通じて連絡先が交換されます。

日程や場所が決まり、当日になったならば、男性は「スーツ」、女性は控えめな（清楚系の）ワンピースやスカート、もしくはパンツスタイルといった服装で行きましょう。

あまり個性的過ぎると引かれてしまう可能性があるので、万人受けする服装で行くのがおすすめです。

個性を出したいのであれば、ちょっとした小物でアクセントを付けるようにしましょう。

最近のお見合いでは、そこまで固くなるようなものではないので、過剰に意識する必要はありませんが、最低限のエスコートは必要となります。

ドアを男性が開けて女性を先に行かせたり、上座に案内したり、イスを引いてあげるといったエスコートを忘れずに行うようにしましょう。

また、お見合のお茶代は男性が支払うのがマナーとなっています。

女性側も、払ってもらったお礼を男性の目を見てしっかりと言うようにしましょう。

見合では、相手のプロフィールで興味を持った部分（出身地や趣味など）を聞いたり、共通性を伝えたりすることで沈黙にならずに会話を進めることが可能です。

「ご出身が札幌でしたよね。私も何度か旅行で行ったことがあるのですが、すごく良いところですよね。

このように、相手のプロフィールから会話を膨らませることで、自然と相手からの会話も引き出しやすくなることでしょう。

また、会話は敬語が基本となります。

仲を深めたいからという理由からタメ語を織り交ぜたくもなりますが、1時間程度のお見合いでは礼儀を重視した方が良い印象を与えます。

お見合いをした際に、「想像していた人と違った」ということも十分にあり得ます。

話しているうちに合わないと実感するパターンもあれば、最初の挨拶の際にフィーリングが合わないと感じるパターンもあります。

しかし、もしもそういった状況になったとしても、明らかにテンションを下げてしまうのは人としてあまり良い選択とは言えません。

あまりに激しくテンションを下げてしまったり、冷たい対応になってしまうと、相手からカウンセラーに悪い印象であったと報告されることもあり、その後の婚活に悪影響が及ぶ可能性もあります。

ところで、せっかくのお見合いですから、気に入った相手とは次のステップに進みたいもの。
断られないためには、相手に与える第一印象がとても大事です。

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